文章用
香月が適当に思いついた文章とか文字とか言葉とか。
二次創作も混ざります。
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ベッドに座った夜神月がまっすぐにLを見つめていた。
そして、ゆっくりと視線を足元に落とすと両手を膝の上におく。
Lは月に近づいて、ゆっくりとボタンをはずしていく。
沈黙とほの暗い明かりの中で、黙々と、まるで何かの儀式のように。
Lはその長い指先で、白いシャツの白いボタンをひとつずつはずしていく。
すっと伸びた首筋から、鎖骨が覗く。
そして、薄くも厚くも無い、胸板。
最後のボタンがはずされると、色白い肌があらわになった。
傷ひとつ無い、滑らかな肌。
「きれいですね」
そう、一言。
長い長い沈黙の後に、呟いて、触れる。
呼吸するごとに小さく振動する胸を撫でると、びくりと震えた。
「じれったいよ、竜崎」
少し、呆れたような。
熱い吐息と共に吐き出された声。
「せっかちですね」
ふ、と、口元を緩ませて、Lは月をベッドに押し倒した。
「僕ばかりで、ずるい」
不満を宿した視線がLを捉えると、なんのことかすぐに思い当たる。
「では、月くんが脱がしてください」
月の上にのったまま、表情を変えずに言うと、一瞬月が眉根を寄せたが、文句は来なかった。
Lの腰に両手を伸ばした月がTシャツのすそを掴み、そのまま持ち上げた。
Lは腕を前に出し、Tシャツを脱いだ。
やはり、色の白い肌が暗がりに浮かぶ。
細く、湶骨の浮かんだ身体は、お世辞にもたくましいとは言いがたく、月の笑いを誘った。
「なにか、おかしいですか?」
「甘いものをあれだけ食べているのに、脂肪が無いなんて、よほど偏った食生活をしているんだな」
「そうですね」
「早死にするよ」
「病死は避けたいですね」
「栄養失調か糖尿病だろ、まちがいなく」
「そんな風に死ぬくらいなら、月くんが殺してください」
濃茶色の揺れる瞳を捉えて、そのまま口付けをする。
「殺人者になんてなりたくないよ」
微笑んだ口元が、告げる、嘘。
「それでも月くんは私を殺したい」
まっすぐに見つめてくる双眸からは、何一つ見えない感情。
揺らして。
突き刺して。
そして、見せて。
(私が知りたいのは夜神月の心だ)
「・・・。そんなこと、思ってない」
淡々と、けれど少し怒りを含んだ口調で、睨まれる。
けれど、ほしい答えはそこには無かった。
布一枚をはいだとしても、何もない。
「残念です」
Lはその首筋に口唇を落とした。
(なにもかも。全てを脱いで、裸になったあなたがみたい)
熱い吐息が、薄闇に解けて消えた。
終わり
そして、ゆっくりと視線を足元に落とすと両手を膝の上におく。
Lは月に近づいて、ゆっくりとボタンをはずしていく。
沈黙とほの暗い明かりの中で、黙々と、まるで何かの儀式のように。
Lはその長い指先で、白いシャツの白いボタンをひとつずつはずしていく。
すっと伸びた首筋から、鎖骨が覗く。
そして、薄くも厚くも無い、胸板。
最後のボタンがはずされると、色白い肌があらわになった。
傷ひとつ無い、滑らかな肌。
「きれいですね」
そう、一言。
長い長い沈黙の後に、呟いて、触れる。
呼吸するごとに小さく振動する胸を撫でると、びくりと震えた。
「じれったいよ、竜崎」
少し、呆れたような。
熱い吐息と共に吐き出された声。
「せっかちですね」
ふ、と、口元を緩ませて、Lは月をベッドに押し倒した。
「僕ばかりで、ずるい」
不満を宿した視線がLを捉えると、なんのことかすぐに思い当たる。
「では、月くんが脱がしてください」
月の上にのったまま、表情を変えずに言うと、一瞬月が眉根を寄せたが、文句は来なかった。
Lの腰に両手を伸ばした月がTシャツのすそを掴み、そのまま持ち上げた。
Lは腕を前に出し、Tシャツを脱いだ。
やはり、色の白い肌が暗がりに浮かぶ。
細く、湶骨の浮かんだ身体は、お世辞にもたくましいとは言いがたく、月の笑いを誘った。
「なにか、おかしいですか?」
「甘いものをあれだけ食べているのに、脂肪が無いなんて、よほど偏った食生活をしているんだな」
「そうですね」
「早死にするよ」
「病死は避けたいですね」
「栄養失調か糖尿病だろ、まちがいなく」
「そんな風に死ぬくらいなら、月くんが殺してください」
濃茶色の揺れる瞳を捉えて、そのまま口付けをする。
「殺人者になんてなりたくないよ」
微笑んだ口元が、告げる、嘘。
「それでも月くんは私を殺したい」
まっすぐに見つめてくる双眸からは、何一つ見えない感情。
揺らして。
突き刺して。
そして、見せて。
(私が知りたいのは夜神月の心だ)
「・・・。そんなこと、思ってない」
淡々と、けれど少し怒りを含んだ口調で、睨まれる。
けれど、ほしい答えはそこには無かった。
布一枚をはいだとしても、何もない。
「残念です」
Lはその首筋に口唇を落とした。
(なにもかも。全てを脱いで、裸になったあなたがみたい)
熱い吐息が、薄闇に解けて消えた。
終わり
わーお。
裸祭りの投稿期間が過ぎたのに、なんの間違いかしら(笑)
書いてもいいよ?って言われたので、書いてみた。
服を脱がす行為ってやらしいよね。うん。
でもやらしさがちっとも書けてない。
そして、裸になってない(笑)
ということで、これは裸祭りを開催してくれたなのかたんにささぎます。
どっかん!
(投げつけた?!)
裸祭りの投稿期間が過ぎたのに、なんの間違いかしら(笑)
書いてもいいよ?って言われたので、書いてみた。
服を脱がす行為ってやらしいよね。うん。
でもやらしさがちっとも書けてない。
そして、裸になってない(笑)
ということで、これは裸祭りを開催してくれたなのかたんにささぎます。
どっかん!
(投げつけた?!)
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